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パッキンの選定実務——使用流体・温度・圧力・運動方式から選ぶ

実務ノウハウ

機械設計でパッキン(シール)の選定は、地味だが奥が深い。20年機械設計をやってきて、外部設計者として大手メーカーに常駐している中で、パッキンの選定ミスで「装置稼働率が一気に落ちた」という相談を、本当に多く受けてきた。

私はNOK(バルカー、エヌオーケー)、Vsealing、椿本チエイン(パッキン部)、ジョン・クレーン、SKF、フェスト、テンマック、ガーロックを案件ごとに使い分けているが、選定の本質は「使用流体」「温度」「圧力」「運動方式」「相手材」の5つの軸で決まる。今回は教科書には載っていない、現場で学んだ判断軸を整理する。

パッキンは「漏れ止め」ではなく「設計上の許容漏れの管理」

そもそも、パッキンを「漏れ止め」と捉えている時点で、選定に失敗しやすい。私が新人設計者に必ず言うのは、「パッキンは漏れをゼロにする部品ではなく、漏れ量を管理する部品だ」ということ。

特に動的シール(回転軸・往復軸のシール)は、原理的に微小な漏れが必ずある。完全にゼロにしようとすると、シールリップの押付圧を上げる必要があり、その分、シールも相手軸も摩耗する。結果、短寿命化して、3か月で「漏れる」状態になる。

NOKの設計指針でも「使用条件に応じた適正漏れ量を許容することで、シール寿命と装置稼働率を最大化する」と書かれている。これが本質。

静的シールと動的シールで判断軸が違う

区分 代表用途 主要パッキン
静的シール(固定) フランジ、カバー、ハウジング合せ面 Oリング、ガスケット
動的シール(往復) 油圧シリンダ、空圧シリンダ Uパッキン、ロッドシール、ピストンシール
動的シール(回転) ポンプ軸、減速機軸、モータ軸 オイルシール、メカニカルシール、グランドパッキン

静的シールは「漏れゼロ」を目指せるが、動的シールは「漏れ量管理」が正解。この前提を間違えると、選定の方向性が全部おかしくなる。

使用流体——「水だから簡単」とは限らない

パッキン選定の出発点は使用流体だが、ここが最も奥が深い。水・油・空気・薬品・蒸気・燃料、それぞれで選ぶ材料が違う。

水でもダメな材料がある

「水なら何でも使える」と思っている人がいるが、これは大間違い。例えばニトリルゴム(NBR)は耐水性は良いが、80℃以上の温水では加水分解で劣化する。給湯設備や洗浄機の高温水ラインでNBRを使うと、半年で硬化・割れが起きる。

私が高温水用途で選ぶのは、EPDM(エチレンプロピレンゴム)またはフッ素ゴム(FKM/バイトン)。EPDMは120℃まで、FKMは200℃まで耐える。ただしEPDMは耐油性が悪いので、潤滑油接触のあるラインでは使えない。FKMは万能だが価格が3〜5倍。

油の種類でも変わる

油圧作動油(鉱油系、HFC水グリコール系、HFD合成系)、潤滑油、機械油、植物油、それぞれでパッキン材料が変わる。

  • 鉱油系作動油:NBR、FKM、ウレタン(PU)
  • HFC(水グリコール):NBRはOK、ウレタンはNG(加水分解)
  • HFD(リン酸エステル):FKM、EPDMもダメ、専用のブチルゴムやPTFE系のみ
  • 食品グリス(H1グリス):FKM、EPDM、シリコーン

過去案件で、難燃性油圧油(HFC)を採用したお客様の油圧装置で、ウレタンパッキンを採用してしまい、半年で全数交換になった事案があった。設計時点で「油圧油の種類」をきちんと確認しなかったのが原因。

薬品ラインは必ず材料適合表を確認

化学プラント・洗浄機・半導体製造装置の薬品ラインは、流体の種類が無数にある。NOKや椿本のカタログ巻末に「材料適合表」があるので、必ず該当流体を確認する。

特に注意するのが、温度依存性。同じフッ酸でも、常温なら多くの材料が耐えるが、80℃を超えると一気に選択肢が減る。半導体製造の温熱薬液(SC1・SC2など)は、PTFE(テフロン)+カルレッツ(パーフルオロエラストマー)でないと使えない。

温度——使用上限だけでなく「連続温度」を見る

カタログの「使用温度範囲」は、瞬間値であることが多い。実際の選定では、連続使用温度を見るべき。

材料 瞬間使用上限 連続使用上限 価格指数
NBR 120℃ 80℃ 1
HNBR(水素化NBR) 150℃ 120℃ 2.5
EPDM 150℃ 120℃ 1.5
FKM(フッ素ゴム) 250℃ 200℃ 4
シリコーン 230℃ 180℃ 3
カルレッツ 327℃ 280℃ 30〜50
PTFE 260℃ 200℃ 5(成形による)

カタログの瞬間温度で選ぶと、連続運転で確実に短寿命化する。私は基本、カタログ温度の0.7掛けを連続使用上限と見て選定する。

低温側も忘れずに

意外と忘れがちなのが低温側。NBRは標準で-40℃まで使えるが、ガラス転移点が-25℃付近にあって、それ以下では硬化して柔軟性を失う。冷凍機・冷凍倉庫・寒冷地屋外設備では、低温対応NBR(NOKのNBR-D)やシリコーンを選ぶ必要がある。

シリコーンは-60℃まで柔軟性を保つので、極低温用途には最適。ただし耐油性・引張強度が他より劣るので、運動シールにはあまり使わない。

圧力——「定格」だけでなく「ピーク」を見る

油圧シリンダ用パッキンの選定でよくある失敗が、定格圧力で選んでしまい、サージ圧で破損するパターン。

例えば、油圧ポンプ定格7MPaの装置でも、急停止時のサージ圧で12〜15MPaが瞬間的にかかることがある。これを見越して、私は油圧シリンダのパッキンは定格圧力の1.5〜2倍を許容できる品を選ぶ。

NOKのUパッキンUHSは21MPaまで対応、SDP(重荷重用)は35MPaまで。SDPは形状が複雑で価格は1.5倍だが、サージ圧の大きい産業機械にはSDP指定が安全。

バックアップリングの併用

高圧用途では、Uパッキンの低圧側にバックアップリング(PTFE製の補強リング)を入れるのが定石。これにより、パッキンが圧力で押し出されて「噛み込み」を起こすのを防げる。

新人がやらかしがちなのが、バックアップリングを省略してパッキンだけで設計するパターン。10MPa以上では確実に噛み込みが起きる。NOKのカタログには「バックアップリング必要圧力」が表記されているので、必ず確認する。

運動方式——往復・回転・揺動で選び分ける

往復運動(油圧・空圧シリンダ)

往復運動シールの基本は、ロッド側シールピストン側シールを別々に設計すること。

  • ロッド側:外部漏れを防ぐ。Uパッキン(NOK USH、UHS)が基本。ダブルリップでダスト侵入も防ぐ。
  • ピストン側:内部漏れ(圧力室間のクロスフロー)を防ぐ。両側シール(NOK UPI、SPN)が基本。

私が押さえているのは、ロッド側にはダストシール(NOK DKB、DSI)を必ず併用すること。屋外設備や粉塵環境では、ダストシールがあるだけで寿命が2〜3倍違う。

回転運動(オイルシール)

回転軸のシールはオイルシール(NOK SC、TC、TBタイプ)が基本。選定のポイントは、

  • **周速制限**:標準オイルシールは周速15m/s以下。これを超えるなら、メカニカルシールやノンコンタクトシール(ラビリンス)が必要
  • **軸の表面粗さ**:Ra 0.4〜0.8μm、軸硬度HRC30以上が前提。これを満たさないと、リップが摩耗して数か月で漏れる
  • **偏芯許容**:標準オイルシールは軸とハウジングの偏芯許容0.1mm以下。それ以上はメカニカルシール検討

軸の表面粗さを見落として失敗した案件をいくつも見ている。図面で「Ra 1.6」と指示してしまい、リップが2か月で摩耗・漏れ→現場で軸を入れ替える羽目になる、というパターン。

回転高圧・高速(メカニカルシール)

ポンプ軸・撹拌機軸のような、高圧・高速回転かつ流体が漏れてはならない用途は、メカニカルシール一択。

メカニカルシールは「漏れ量極小化」のためにシール面(カーボン×SiCなど)を密着させる構造で、構造的に複雑だが寿命は数年単位。ジョン・クレーン、フッタイ、イーグル工業(日本イーグル)が3大メーカー。

私が現場で見て、メカニカルシール選定で重要なのは、密封端面材質の組合せ。カーボン×SiC、SiC×SiC、カーボン×タングステンカーバイドなど、流体・温度に応じて選ぶ。半導体液・薬品流体ではSiC×SiC、一般水ではカーボン×セラミック、というのが基本。

取付——溝寸法・面取り・初期グリスで決まる

パッキンの寿命は、選定だけでなく取付時の処置で大きく変わる。

溝寸法は厳守

Oリング、Uパッキンとも、JISや各社カタログに溝寸法(幅、深さ、面取り)が規定されている。これを「だいたい」で決めると、潰し率不足で漏れたり、潰し率過大で初期摩耗が早まる。

私は図面で必ず、溝幅・溝深さに加えて面取り寸法と表面粗さRaを指示する。面取りが鋭角だとパッキンが取付時に切れる。Ra 3.2以下、面取り15°×1〜2mmが標準。

取付前のグリス塗布

新品パッキンを乾燥状態で取り付けると、初動時に摩擦熱でリップが焼ける。私は取付要領書に「パッキン外周・リップ部にシリコングリス(信越シリコーン KS-64)を薄く塗布」を必ず明記する。

これをやるだけで初期摩耗が半減する。コストは1g単位の話なので、絶対省略してはいけない工程。

取付治具の有無

軸貫通させてシールを組み付けるとき、軸のキー溝や面取りでシールリップを切ってしまう事故が多い。私は、軸先端に「組付治具(樹脂製のスリーブ)」を被せてから挿入する手順を要領書に書く。

NOKやVsealingでは、有償オプションで組付治具を出してくれる。価格は1個1万〜2万円だが、シール交換のたびに使えるので、保全部署に1セット渡しておくと、長期的に大きな効果がある。

寿命管理——「漏れたら交換」では遅い

パッキンの寿命管理で、私が現場に提案しているのは「漏れ予兆検知」と「計画交換」。

漏れ予兆検知

油圧シリンダのロッド側にドリップトレイ(漏れ受け皿)を付けて、漏れ量を週次で点検する。月間1cc以下なら正常、5cc/月を超えたら交換準備、20cc/月を超えたら交換実施。

設備によっては、ドリップトレイにフロートスイッチを付けて、漏れ量で警報を出す仕組みも提案している。これで、突然の油漏れによる設備停止を防げる。

計画交換のサイクル

私が標準で設定している計画交換サイクルは、

  • 油圧シリンダ(一般産業):3年または100万サイクル
  • 空圧シリンダ:5年または300万サイクル
  • オイルシール(一般):3〜5年
  • メカニカルシール:5〜10年(点検結果による)

これより早く漏れが出るなら、選定ミス。逆にこれより長く持つこともあるが、保全コストを下げるなら計画交換が正解。

まとめ——選定は「条件の細部」で勝負が決まる

パッキン選定で失敗しないためのチェックリストは、

1. 使用流体:水温・油種・薬品種を確実に確認

2. 温度:連続温度=カタログ温度×0.7で見る

3. 圧力:サージ圧を含めて1.5倍以上の余裕

4. 運動方式:往復・回転・揺動で部品種類を変える

5. 相手材:軸硬度HRC30以上、Ra 0.4〜0.8μm

6. 取付:溝寸法厳守、グリス塗布、組付治具使用

7. 寿命管理:漏れ予兆検知+計画交換

パッキンは部品単価でいえば1個数百円〜数千円の世界だが、装置全体の稼働率を左右する。「シール屋さんに任せる」のではなく、機械設計者自身が選定の判断軸を持つことが重要だ。

私は、これまでパッキン選定で何度も痛い目に遭ってきたし、現場の保全担当から「またこれか」と呆れられたこともある。

Oリングの選定——一見シンプル、実は奥深い

Oリングは最も汎用的な静的シールだが、ここでも失敗例は尽きない。

Oリングのサイズ規格

日本ではJIS B 2401、海外ではAS568(米国)、ISO 3601(国際)の3規格が並走する。同じ「P30」でも、JIS規格品と海外規格品は微妙にサイズが違う。海外設備の保全部品調達でこのミスをすると、組み込めない or 入っても潰し率が合わなくて漏れる。

私は新規設計時、必ず使用するOリング規格(JIS Pタイプ、JIS Sタイプ、AS568)を部品表に明記する。これがないと、現地調達時に必ずミスが起きる。

潰し率の管理

Oリングの密封性能は「潰し率(compression rate)」で決まる。

  • **静的シール**:潰し率20-30%が標準
  • **動的シール(往復)**:潰し率15-25%、過大潰し率は摩擦増・寿命減
  • **動的シール(回転)**:通常Oリングは不向き(オイルシール使う)

潰し率が低すぎるとシール性ゼロ、高すぎると初期摩耗・座屈・引きちぎれが起きる。設計時に必ず溝寸法計算をして、適正潰し率に入っているか確認する。

高圧用途のバックアップリング

Oリングは原理的に「圧力で押し出される」性質がある。圧力10MPa以上の油圧用途では、Oリング低圧側にPTFEバックアップリングを必ず追加する。これを省略すると、半年でOリングが噛み出されて、内部漏れ→外部漏れ→焼き付きと進む。

NOK、Vsealingともに、Oリング規格に対応したバックアップリングが標準ラインナップで揃っている。価格は1個数百円なので、迷わず併用すべき。

ガスケットの選定——フランジ接合面の主役

ガスケットは静的シールの王道で、フランジ接合・カバー接合に使う。

ガスケット種類と適用

種類 代表品 使用範囲
ノンアスベスト(NA) ガーロック、ニチアス -50〜450℃、一般工業
メタルジャケット ニチアス、ジョン・クレーン 高温・高圧、450℃以上
スパイラルワウンド フレキシタリック、ジョン・クレーン フランジ高圧、配管
グランドパッキン ガーロック、シーケンス バルブステム、撹拌軸
Vパッキン NOK、SKF 油圧シリンダ

最近主流のノンアスベストガスケットは、PTFE・芳香族ポリアミド繊維・炭素繊維などを使った代替品。アスベスト規制(2006年全面禁止)以降、技術的にはアスベスト品と遜色ない性能まで進化している。

締付トルクの管理

ガスケットの密封性は、フランジボルトの締付トルクで決まる。ボルトを均等に締めることが重要で、

  • 対角線順に少しずつ締める(3〜5回に分けて)
  • トルクレンチで規定値を厳守
  • 大径フランジ(200A以上)はトルク管理表必須

新人設計者が見落としやすいのが、保温の有無による締付け方法の違い。保温材を巻く場合、再締付け(温度上昇後のリトルク)を要領書に書いておく必要がある。これをやらないと、運転温度に達した後でガスケットが緩んで漏れる。

グランドパッキン——「漏れて当たり前」の世界

ポンプの軸シール、バルブのステムシールに使うグランドパッキンは、原理的に「微量漏れあり」が前提。完全密封ではない。

ポンプ用グランドパッキンの場合、

  • **適正漏れ量**:60〜120滴/分(連続滴下)
  • **過剰漏れ**:30滴/分以下に締めると、パッキンが過熱して短寿命化

これは保全担当が誤解しやすい点で、「漏れているから締め直す」と過締付になって、パッキン+軸ともに寿命を縮める。仕様書に「適正漏れ量」を明記すべき。

最近は、グランドパッキンの代わりにメカニカルシールを採用する傾向が強い。価格は3-5倍だが、漏れゼロ・メンテレス・長寿命のメリットがある。化学プラント・食品工場・薬品ラインでは、メカニカルシール一択。

互換品・コピー品のリスク

最後に、コスト削減で互換品を採用する場合のリスクについて。

NOK純正・Vsealing純正と「同じ寸法」をうたう互換品は中国・台湾・東南アジア製で数多く流通している。同じJIS規格でも、材料配合・加工精度・品質管理レベルが全然違うことが多い。

私の実務では、

  • 一般工業の汎用シール:互換品OK(コスト1/3〜1/2)
  • 油圧10MPa以上、化学プラント、食品、医療:純正一択
  • 重要設備の動的シール:純正一択

互換品で失敗した事案を何度も見てきた。短期コストダウンと長期寿命のバランスを、設計者が判断すべき。

新人〜中堅設計者へのアドバイス

パッキン選定スキルを伸ばすコツは、

1. メーカーのカタログを「読み込む」。NOK、Vsealing、ガーロックなどの総合カタログには、選定の判断軸が詳細に書かれている。3冊くらい手元に置いて、暇な時に読む。

2. メーカー営業に質問する。特殊流体・特殊条件は、メーカー技術部に相談するのが結局早い。「これとこれで迷っている」と聞けば、明確な回答が来る。

3. トラブル事例を分析する。社内・客先のシール起因トラブルを、原因まで掘り下げて記録する。10件分析すれば、選定のセンスが格段に上がる。

私自身、20年やってきて、パッキン選定で「これで完璧」と言えた案件はほとんどない。常に「もっと良い選択肢があったかも」と振り返る。それくらい奥が深い分野。

最後にもう一度言うが、パッキンは「漏れ止め」ではなく「漏れ量を管理する部品」だ。完璧を求めすぎず、設備の運用を考えた選定を心がけてほしい。

保全部署との連携——選定の出口は現場

設計者が良いパッキンを選定しても、保全部署の取付け・点検が雑だと、寿命は半減する。私は新規設備の試運転時に、必ず保全部署に以下を引き継ぐ。

1. 取付要領書:溝寸法、グリス塗布、組付治具使用方法

2. 点検要領書:漏れ量目安、点検サイクル

3. 交換手順書:交換時のパッキン手配先・型番、必要工具

4. トラブル時の連絡先:シールメーカー営業

特に、客先常駐の案件では、設計者が現場引き継ぎを丁寧にやることで、その後の信頼関係が築ける。「設計しっぱなし」の設計者は、必ず保全部署から嫌われる。

逆に、設計者が現場まで足を運んで、保全担当と一緒に取付け作業を確認すれば、後々のトラブル対応も格段にスムーズになる。これは20年経って実感する、設計者の大事な仕事だ。

だからこそ、新人〜中堅の設計者には、ぜひ丁寧にパッキン選定を学んでほしい。地味だが、ここで差がつく分野だ。

設計×現場ラボ|sekkei-tech.com

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