🌎 Read in English — Mechanical Design articles for global engineers

実務ノウハウ

実務ノウハウ

試作・試験の進め方——設計者が押さえるべき段取り

はじめに「設計が完成したら仕事が終わり」ではありません。図面通りに作られた試作品が、設計の意図通りに動くかを確認する工程が試作・試験です。設計者はこの工程を「お任せ」にするのではなく、段取りから結果の解釈まで主体的に関わることが求められます...
実務ノウハウ

ボルトと穴のクリアランス設計——バカ穴・ザグリ穴・リーマ穴の使い分け

設計の現場で、若手から一番よく聞かれる質問のひとつが「この穴、何ミリで開ければいいですか」だ。M10のボルトを通すなら穴はφ10ではダメで、ではφ11なのかφ12なのか。答えは「使う場所による」としか言いようがないのだが、その「場所による」...
実務ノウハウ

FMEAの基本——設計者が最低限知っておくべきリスク管理

はじめにFMEA(Failure Mode and Effects Analysis:故障モードと影響解析)は、設計段階でリスクを洗い出すための手法です。「難しそう」と感じる方も多いですが、基本的な考え方はシンプルです。この記事では、機械設...
実務ノウハウ

機械設計者のためのパッキン入門——種類・用途・材質の選び方

「Oリングは消耗品だから、適当に在庫から拾えばいい」——若手の頃、私もそう思っていた時期がある。だが、外部設計者として大手メーカーに常駐するようになって20年、現場で見てきたトラブルの相当数が、実はこの「適当に拾った」パッキン一個から始まっ...
実務ノウハウ

装置架台の基礎荷重設計——長期・短期・地震係数・転倒モーメントを実務で押さえる

装置架台の初期検討で、いちばん最初に詰まるのが荷重設定だと思う。自重と装置重量を足して、地震は0.3GくらいでいいかとKh=0.3と置いて、風荷重は屋内だから無視——というやり方で長年通してきた人も多いはずだ。私自身も20代の頃はそうだった...
実務ノウハウ

設計仕様書の書き方——要求を図面に落とす前のプロセス

はじめに図面を描き始める前に、「何を設計するか」を言葉で整理する工程があります。それが設計仕様書です。設計仕様書を書く習慣がない現場では、「何となく始めて、後から仕様が変わって、図面を描き直す」という無駄が繰り返されます。この記事では、設計...
実務ノウハウ

装置架台はブレース構造とラーメン構造をどう使い分けるか——実務で迷わない判断軸

装置架台の構造設計で、若手から最もよく聞かれる質問のひとつが「これってブレース入れるべきですか、それともラーメンで持たせるべきですか」というものだ。教科書には「ブレースは軸力で抵抗、ラーメンは曲げで抵抗」と書いてある。それは正しい。ただ、現...
実務ノウハウ

装置架台と建築構造物は何が違うのか——機械設計者のための構造設計思想ガイド

機械設計を20年やってきて、大手メーカーに外部設計者として常駐するなかで、装置架台の図面と建築鉄骨の図面を両方眺める機会がたびたびあった。最初に違和感を覚えたのは、駆け出しの頃、社内図書室で建築構造設計の参考書を借りて、自分が設計していた検...
実務ノウハウ

部品表(BOM)の管理——設計者が知っておくべき基本

はじめに「BOM(Bill of Materials)」とは、製品を構成する全部品の一覧表です。設計者が図面を描くだけでなく、BOMを正確に管理することが製造・調達・品質管理のすべての起点になります。この記事では、機械設計者がBOMに関わる...
実務ノウハウ

鋳造部品の設計ポイント——抜き勾配・鋳造Rの考え方

はじめに鋳造は、溶かした金属を型に流し込んで成形する加工方法です。複雑な形状を一体で作れる反面、「型から抜く」という制約があるため、設計段階で鋳造特有のルールを守る必要があります。この記事では、鋳造部品の設計で特に重要な抜き勾配・鋳造R・肉...